南三陸 に行くならホテル観洋露天風呂に入る事は忘れてはいけません。

温泉に浸かりながら目の前に広がるのはキラキラ光る三陸の海。潮騒、カモメの声も聞こえます。

海に向かって両腕を思い切り伸ばしたなら心と体は解放感であふれることでしょう。

お風呂を楽しんだ後の夕食は、ここでしか味わえないほどの新鮮で美味しい海の幸を使ったお料理の数々がテーブルを彩ります。

宿泊したらぜひ見たいのが部屋の窓から昇る朝日です。朝の静寂の中、三陸の海から顔を出す太陽、行きかう船。ゆったりと時間が流れるようです。窓ぎわにまでカモメがやってくることもありますよ。

ホテル観洋の倉橋さんにお話を伺いました。

―現在の状況を教えて下さい。

「コロナの影響で外出自粛などもあり、4月は大変落ち込み、5月もそうでしたが、徐々に週末が忙しくなる日が増えてきて、沢山のお客様にいらして頂いております。」

―ということはコロナの状況でも営業はずっとされていたんですか？

「このコロナの影響でも営業は止めずに、なんとかずっとやっておりました。大変ありがたい事に「みやぎお宿エール券」も沢山のお客様にご購入を頂き、好評を頂いております。」

（※「みやぎお宿エール券」：宮城県内の旅館やホテルの女将でつくる「みやぎおかみ会」が販売した購入価格の3割増しで宿泊などに利用できる券）

―お客様に伝えたい事などあれば教えて下さい。

「現在、ラウンジの窓からカモメの営巣を見ることができます。卵を温め育てているカモメの夫婦の様子は、窓に設置した双眼鏡を使ってご覧になれますので、お子様やそのご家族に大変喜ばれております。カモメに詳しいスタッフさんによれば、このあと1週間くらいでふ化するだろうと予想しています。生まれたヒナが成長する様子も見ることが出来そうなのでぜひ楽しみにいらしてください。私は専門家ではないので詳しくありませんが、ヒナが茶色い羽毛から白い毛に変わっていく様子などもこの先しばらくの間は見られると思います。」

　「また、屋上でのイベントもあります。ウミネコに餌付け体験ができまして、家族連れのお客様を中心に大変ご好評を頂いております。スナック菓子（かっぱえびせん）を手の先に持って空に伸ばせば、ウミネコが集まってきて直接餌付けをすることができます。天候やその日の状況にもよりますが希望者がおりましたら開催しています。」

　「他に屋上のイベントでは「スター・パーティー」を月一回開催しています。星空を眺めながら山形大学内にある山形天文台の先生や、仙台でボランティアで活動されている星の先生の専門家による解説を聞くことが出来るイベントです。季節ごとの星座をはじめ、土星、木星など、用意した望遠鏡で夜空を眺めるのですが、次回開催の7月7日は七夕なので、織姫・彦星についてや、その日昇る月は十七夜といって十五夜から2日過ぎたものなんですが、かなり大きな月になります。この月が志津川湾から昇る「月の出」も一緒に見ることが出来るので大変見応えのあるイベントになると思います。」※定員30名となっておりますので、予約が必要です。事前にご確認ください。

　「また、6月21日（日）は部分日食が見られます。太陽が30％くらい欠ける様子を見られるのですが、その日、太陽望遠鏡、日食グラスを用意して皆さんで日食を楽しめます。日食グラスと言えば、私の子供のころは黒い下敷きを使って眺めたんですけどね（笑）それよりももっと性能の良い太陽を見るための専用フィルムのある日食グラスを用意しています。」※定員30名を予定しています。

―コロナの対応について教えて下さい。

「館内やお部屋の消毒はもちろん行うのですが、エレベーターのボタンや、階段の手すりなどの消毒も続けております。玄関などにアルコールの設置やお食事会場の各テーブル同士の距離を離す、スタッフの手洗い、消毒、マスク着用などの対策を行っております。」

―最後に皆様に一言メッセージをお願いします。

「コロナウィルスの影響を受けて私たちも大きな影響を受けてしまいましたが、感染しないように対応策をとりながら皆様が安心してお越しになれるよう努めております。南三陸の美しい海を楽しんでほしいので、皆様、ぜひお越し下さい。」

―倉橋さん、ありがとうございました。

南三陸 ホテル観洋

〒986-0766
宮城県本吉郡南三陸町黒崎 99-17

電話　0226-46-2442

https://www.mkanyo.jp/

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更新日2020年6月5日